Denture義歯(入れ歯)治療について
ただ虫歯や歯周病を治すだけ、ただインプラントや入れ歯、テレスコープ義歯による治療をするだけでは本当の意味で治療が完了したとは言えません。
なぜ虫歯や歯周病になってしまうのか。今ある歯を生かしながら、健やかな毎日を送るためにはどんな治療が最適なのか。根本的な問題や原因をしっかり見つめた入れ歯治療・アドバイスを行います。
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なかなか
入れ歯が合わない
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食事の前に
痛みがある
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見た目が正直
気に入らない
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話がしづらい
これらのお悩みをお持ちの方はすくなくありません。入れ歯制作は、精度の高い技術と調整力が求められます。ほんの少しのズレでも違和感や痛みが出てしまいます。当院では、装着時のフィット感や安定性に注意して、違和感の無い一人一人の患者さんにあった入れ歯制作を目指しています。
テレスコープシステム
歯科医療の先進国として知られるドイツで生まれた「テレスコープ」システムは、今までの入れ歯が合わなかった方、入れ歯の見た目が気になるという方にもオススメのドイツ式入れ歯です。
ドイツ式入れ歯「テレスコープ」のメリット
快適な装着感でしっかり噛める
食事を美味しく摂り、心も体も健康的な暮らしを送る上で、しっかり噛むことは大切です。
金属やレジンなどを使って作る入れ歯は、装着時にお口の中で違和感が生じてしまうことがあります。また、食事をする際に痛みを感じたり、そもそも噛みにくかったり、外れやすかったりというケースも。
せっかくの食事が入れ歯で楽しめなくなってしまえば、食欲が低下。高齢の方なら低栄養へとつながりかねません。
ドイツ式入れ歯「テレスコープ」なら食事中に外れることなく、装着時の違和感も従来の入れ歯より少なくなります。
美しい見た目
入れ歯をしているときに、大きな口を開けて笑うとどうしても金具が見えてしまうことがあります。
ドイツ式入れ歯「テレスコープ」では、一見ほとんど入れ歯だとわからないくらい小さな金具をつかって装着します。そのため、インプラント同様に、自分の歯のような自然な見た目になります。
メンテナンスがラク
入れ歯・インプラント・ドイツ式入れ歯「テレスコープ」、どの治療法を選択したとしても、治療後10年20年と使い続けるケースは多いもの。
従来の入れ歯では、年齢を重ねて他の歯が抜けてしまえば、また作り直さなければなりません。また、毎日夜入れ歯を外して洗浄して…という手間もかかってしまいます。
ドイツ式入れ歯「テレスコープ」は一度装着すれば基本的に夜寝る時も外す必要はありません。また、お口の中の状態が加齢で変化しても作り直すことなく使い続けられます。
ドイツ式入れ歯「テレスコープ」のデメリット
治療にお金がかかる
ドイツ式入れ歯「テレスコープ」は、保険診療外の治療です。治療は全額自費となるため、保険適用の入れ歯よりも治療費が高額になります。
また、ときに健康な歯を削って装着しなければならないこともあるため、健康な歯を削るのが嫌、と感じる方もなかにはいらっしゃいます。
治療を受けられるクリニックが少ない
ドイツ式入れ歯「テレスコープ」は、ドイツでも長い歴史がある一方で、制作に高度で熟練した技術が必要なことなどから、治療に対応している歯科クリニックが少ないのが現状です。
噛み合わせの調整や、高い技術を持つ歯科技工士によるドイツ式入れ歯「テレスコープ」制作も不可欠ですから、治療を希望する方は是非お気軽にお問い合わせください。
ドイツ式入れ歯「テレスコープ」の種類
テレスコープシステムには大きく分けて「リーゲル・テレスコープ」「コーヌス・テレスコープ」「レジリエンツ・テレスコープ」の3タイプがあります。
「レジリエンツ・テレスコープ」は、基本的に残っている歯が3本以下の方に適応されるタイプです。また、「リーゲル・テレスコープ」はかんぬきのような部品を使って入れ歯を固定するタイプ、「コーヌス・テレスコープ」は歯に被せる内冠の上に入れ歯本体と外冠を被せるタイプです。
当院では、患者様のお口の中の状態やご希望などを伺いながら、最適なタイプを選択、施術しています。
患者様からの声
実際に、ドイツ式入れ歯「テレスコープ」で治療された方からは次のような声をいただいています。
- 入れ歯の頃と比べて噛みやすくなって、食事が楽しくなった。
- 笑うときに、入れ歯の金具が見えないか気にせず笑えるようになった。
- 入れ歯に関するストレスがなくなり毎日が楽しくなった。
院長よりメッセージ
インプラントを検討しているけれど、外科手術をするのが怖いという方や糖尿病などの全身疾患によりインプラント手術ができない方もお使いいただけるのがドイツ式入れ歯「テレスコープ」です。
歯の健康、口から美味しく食事が摂れるということは、患者さんの全身の健康にもつながる大切な要素です。入れ歯が合わなければ、食事が美味しく食べられず、健康な生活を送るための栄養を体にはこぶことができません。もちろん、見た目が気になって外に出たり人と話すことが苦痛になってしまえば生活の質(=QOL)も低下してしまいます。
私がドイツ式入れ歯「テレスコープ」と出会ったのは、インプラント治療を受けられない方やインプラント治療が怖いという方のための治療法を探していたときのことでした。ドイツ式入れ歯「テレスコープ」は、入れ歯をお使いの方が抱えがちな「よく噛めない/噛みにくい」「口を開いたときに金具が見えるのが嫌」「入れ歯を寝るときに取り外すのが面倒臭い」といった悩みを解決してくれる入れ歯です。是非一度興味のある方は相談にお越しください。
ライフスタイルやお口の状態・ご要望などを丁寧にヒアリングして最適な治療の選択肢を一緒に探していきましょう!
その他の入れ歯の種類
一生涯、ご自分の歯で物を噛めることが理想ですが、虫歯や歯周病等により歯を失って、入れ歯が必要になってしまうこともあります。最近では第二の永久歯としてインプラント治療も可能になってきていますが、患者様の症状によっては入れ歯の方が適合性が高いというケースもあります。
入れ歯を作製するにあたっては、精度の高い技術と調整力が求められます。ほんのわずかな狂いで違和感や痛みが出てしまうため、細心の注意を払って作製していきます。また、入れ歯は歯の問題だけでなく、顎の機能にも影響してきます。バランスよく機能させないと顎関節症を引き起こしたり、顎がやせ細り顔貌にも影響が出てしまいます。当院では装着したときのフィット感や安定性に留意し、違和感のない一人一人の患者さんにあった入れ歯作製を目指しています。
自費診療の入れ歯
金属で作られているため強度があり、薄い仕上がりになっているので違和感が少ないのが特徴です。汚れもつきにくく、食べ物の味も損なわない、丈夫で長持ちします。
保険適用の入れ歯
レジンというプラスチックを使用します。強度が劣るため、噛む力に耐えるに厚みを持たせ大きく作ります。そのため食べ物の味や食感が伝わりにくいというデメリットがあります。
部分入れ歯
コバルトクロム床義歯
素材が薄くできているため、違和感が少ないのが特徴です。また、バネも目立ちにくい設計になっています。割れにくく変形も少ない安定した噛み心地です。金属床の中では比較的費用の負担が少ないのも特徴です。
ノンクラスプデンチャー
金属の維持装置がないため入れ歯とわかりにくく、審美性にとても優れているのが特徴です。
素材は柔らかく大きく曲げても割れることがありません。残っている歯に金属のバネで固定する従来の部分入れ歯と異なり、隣の歯に負担をかけずにしっかりと入れ歯を固定できます。
総入れ歯
金属床義歯
プラスチック製義歯に比べて丈夫な素材である金属を使うため、快適でたわまない入れ歯を作ることができます。金属ならではの薄い仕上がりは違和感を少なくし、お口の中を広く感じさせ、熱の伝わりの良さで、一層美味しく食事を楽しむことができます。
レジン床義歯
通常のレジン作製法は保険で作れるため安価であり、また修理がしやすいのが特徴です。 しかし平均、1.5~2mmは厚みが必要となるため、ある程度の違和感が避けられません。
磁性アタッチメント義歯
磁性アタッチメント義歯とは、磁力によって義歯を維持する新しい方法です。取り外し式の義歯に磁石が付いており、口腔内の残存歯に磁石によく吸着する金属を付けることで固定されます。
またインプラントに磁性アタッチメントを応用する方法もあります。インプラント(人工歯根)を顎骨内に埋入し、入れ歯の支えとなるように、磁性アタッチメント(マグネット)をインプラントの上部と入れ歯に止めて、入れ歯の安定を維持させる方法です。
コンフォート
クッション性のある素材を使用する為、噛んだ時にかかる負担をやわらげます。
痛い・噛めない・はずれやすいといった、従来の入れ歯の悩みを解消するとともに、あなたの歯茎をやさしく守ります。