診療案内Medical

General Dentistry一般歯科について

一般歯科は虫歯や初期的な歯のトラブルを起こした際に、まず受けて頂く治療をさします。応急処置が必要な場合は、先に治療を行う事もあります。適切な処理を行ったうえで、専門治療を行っていくか、またはその後の予防方法等をご案内しております。 また、当院ではより精密で高度な治療が可能なマイクロスコープや、より安全で確実な処置と治療を行うことが出来るラバーダムを使用しています。

マイクロスコープ治療

マイクロスコープ治療

当院では、より精密で高度な歯科治療ができる、マイクロスコープを使用した治療を行っています。
肉眼と比べると3~25倍まで視野を拡大出来る為、当然ですが、より精密な治療が可能になり、治療の質を格段に向上させることができます。
マイクロスコープは、眼科や脳神経外科の手術時に使われていますが、歯科においても非常に有用だと考えています。
日本での導入率はまだ2~3%ですが、アメリカでは歯内療法(根の治療)の専門医はマイクロスコープの使用が義務付けられています。

※マイクロスコープを使用した治療は保険適用外となります。必要に応じ、患者様とご相談の上、治療を行います。

虫歯治療

マイクロスコープで、治療箇所を拡大して治療を行うことで、正確に虫歯に侵されている部分を削ることが可能になりました。詰め物をする際も、すき間が出来ないように正確に治療を行うことが可能です。

歯周病治療

歯周病が進行してしまった場合、歯と歯茎の間の深い部分に歯石や歯周病菌の感染がありますが、肉眼では見えないような細部に至るまで確認が出来、治療を行えます。

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審美歯科治療

セラミックなどのかぶせ物や詰め物を行う際は、ミクロン単位の正確さが必要になり、少しでもずれると違和感やかみ合わせが崩れます。削るだけでなく、かぶせ物を設置したり、歯型をとったりとあらゆる工程で高い精度の治療が可能な為、マイクロスコープは非常に有効です。

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ラバーダムを使用した治療

当院では場合によって、より安全で確実な処置または治療をするためにラバーダムを使用いたします。

ラバーダムとは?

治療する歯だけを露出することで唾液の混入を防ぎ、根管内の細菌汚染から守る器具です。マスクもしくはゴムのカッパのようなものでできており、ゴムのシートに穴を開けて、歯に金具(クランプ)などで固定します。ラバーダムを使用することでより衛生的な治療ができ、再治療や抜歯を防ぎます。

ラバーダム防湿の利点

治療する歯だけを露出することで唾液の混入を防ぎ、根管内の細菌汚染から守る器具です。マスクもしくはゴムのカッパのようなものでできており、ゴムのシートに穴を開けて、歯に金具(クランプ)などで固定します。ラバーダムを使用することでより衛生的な治療ができ、再治療や抜歯を防ぎます。

  • 治療中、歯を細菌から感染することを防ぎます
  • 治療中、器具や削片、薬品、洗浄液などの誤飲を防ぎます
  • 治療中、器具などで粘膜、舌などを傷つけてしまう事を防ぎます
  • 治療する歯を見やすくし、治療の精度を上げます
  • 乾燥した環境が保てるため、よりよい治療が可能になります

ラバーダムを使用した治療

ラバーダムを固定している歯に締め付けられる感覚が出ることがあります。 お口がシートで覆われて息苦しくなるように感じられるかもしれませんが、すき間もありますし、お鼻からも息ができますのでご安心ください。 ご希望があれば、ラバーダムをしないで治療をすることも可能です。 気になることがあれば、スタッフまでご相談ください。

治療の流れ

STEP01
初診

初診

まず問診票に記入していただきます。一番気になるところはどこか、治療に関する心配な点や疑問点などについてお話を伺います。既往症やお薬に関する注意事項がある方は詳しくご記入ください。

STEP02
検査・カウンセリング

検査・カウンセリング

レントゲンなどを使用し、必要な情報を収集します。この際、口腔内写真撮影や歯の模型を作るための型取りを行う事もあります。そして、これらの情報をもとに治療計画を立てていきますが、患者様には検査結果をお伝えし、治療方法・期間・費用などについてご説明させていただきます。

STEP03
治療開始

治療開始

実際の治療にはいります。病状や治療内容によって、通院される期間は異なりますが、しっかり歯を治せるよう頑張りましょう。 気になる点や不安な点は遠慮なくお尋ね下さい。

STEP04
定期検診

定期検診

治療が終了した後は、治療箇所が再発しないようにしなければなりません。そのためには日頃のケアが大切です。歯周病を改善しなければならない場合には精密検査を実施したり、正しいブラッシング方法をお教えしています。 また、予防のためにも3~6ヶ月に1度、ご来院していただき、歯周組織・歯・修復物のチェック及びクリーニングをお勧めしています。

Periodontics歯周病治療について

財団法人8020推進財団調査報告書2005

歯周病とは、歯周組織に発生する疾患の総称のことです。
かつては歯槽膿漏とも言いました。歯周病は歯肉に限局する「歯肉炎」と歯周組織まで炎症が拡がる「歯周炎」に大別されます。現在でも30才以上の成人の約80%が歯周病にかかっていると言われ、 歯の喪失原因の第1位になっています。
歯周病のもっとも代表的な原因としてあげられるのは、私たちが食事をした後に残った食べカスです。
歯周病は口腔内の細菌(原因菌)によって引き起こされる感染症です。細菌は食べカスを栄養源として細菌がどんどん増殖してプラーク(歯石)を増やし、歯肉や歯槽骨に炎症を引き起こすことによって歯周病を進行させていくのです。

歯周病とは

生活習慣病の1つ

口腔内の細菌の攻撃に対する抵抗力(免疫力)が低かったり、細菌の活動性が免疫力よりも上回ると、歯周病は進行し、歯ぐきや骨、歯槽・歯根膜などの歯周組織を破壊していきます。
歯周病は近年、生活習慣病として位置づけられ、若年層でも歯周病を発症する人が増加しています。しかし、自覚症状が少ないため、本人が気づく頃にはかなり重症になっているケースが多い危険な疾患です。 日頃からの定期検診やプロによるクリーニングで予防していくことがとても大切です。

歯肉炎と呼ばれる状態と、歯周炎と呼ばれる2種類の時期があります。

    • 歯肉炎

      大抵の場合において、原因となっている細菌(歯垢と歯石)を除去し、丁寧にブラッシングをすれば治ります。

    • 歯周病

      歯周炎まで症状が進行してしまい、重度の状態になると、抜歯せざるを得ない場合があります。 歯周病は初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。

治療方法

歯周病の治療では、まず原因を明確にし除去していく「原因除去療法」が基本となります。初診時にプラークの付着状態・歯周ポケットの深さ・歯槽骨の吸収程度・歯の動揺・歯肉の炎症状態・咬合状態等を診査します。それを元に診査結果・処置内容を具体的にお話しし、治療に対する理解を得られてから開始します。

治療流れ

  • STEP01

    応急処置

    本格的な治療をおこなう前に、現段階で治療が必要な場合におこなう処置です。具体的には歯肉の切開、排膿、かみ合わせの調整、投薬等がこれに該当します。

  • STEP02

    プラークコントロール

    プラーク除去の必要性を説明し、患者様のプラークの現状や、口腔内の状況を把握し、各患者様に最も適したプラーク・コントロール法を指導します。

  • STEP03

    スケーリング

    ブラッシングだけでは、取り除く事が出来なくなってしまった歯石を、「スケーラー」と呼ばれる器具を用いて除去します。

  • STEP04

    再評価検査

    一通り歯肉縁上歯石を取り終えたところで、歯肉がどの程度健康を取り戻しているか検査します。その結果を受け、治療法について再検討します。

  • STEP05

    ルートプレーニング

    歯肉縁上の歯石だけでなく、縁下の歯石も除去いたします。治療時には局所麻酔をおこない、汚染されたセメント質を除去し、歯根表面に光沢があるように仕上げます。

  • STEP06

    再評価検査

    一回目の再評価検査時に良好な結果が得られなかった部位の改善状況を確認します。予測した結果が得られない際は、歯周外科手術をおこなう場合もあります。

  • STEP07

    外科手術

    これまでの治療を行っても改善の見込みが望めない場合、その部位に対し、おこなう外科手術の事です。

  • STEP08

    メンテナンス

    治療後に、良好な状態を維持していく事が歯周病治療では何より大切です。正しいブラッシング、規則正しい生活・定期検診により、お口の健康をいつまでも保ちましょう。

歯周病で失ってしまった歯を補う、入れ歯治療も行っています

入れ歯(義歯)治療へ

Denture義歯(入れ歯)治療について

義歯(入れ歯)治療について

ただ虫歯や歯周病を治すだけ、ただインプラントや入れ歯、テレスコープ義歯による治療をするだけでは本当の意味で治療が完了したとは言えません。
なぜ虫歯や歯周病になってしまうのか。今ある歯を生かしながら、健やかな毎日を送るためにはどんな治療が最適なのか。根本的な問題や原因をしっかり見つめた入れ歯治療・アドバイスを行います。

  • なかなか
    入れ歯が合わない

  • 食事の前に
    痛みがある

  • 見た目が正直
    気に入らない

  • 話がしづらい

これらのお悩みをお持ちの方はすくなくありません。入れ歯制作は、精度の高い技術と調整力が求められます。ほんの少しのズレでも違和感や痛みが出てしまいます。当院では、装着時のフィット感や安定性に注意して、違和感の無い一人一人の患者さんにあった入れ歯制作を目指しています。

テレスコープシステム

歯科医療の先進国として知られるドイツで生まれた「テレスコープ」システムは、今までの入れ歯が合わなかった方、入れ歯の見た目が気になるという方にもオススメのドイツ式入れ歯です。

ドイツ式入れ歯「テレスコープ」のメリット

快適な装着感でしっかり噛める

食事を美味しく摂り、心も体も健康的な暮らしを送る上で、しっかり噛むことは大切です。
金属やレジンなどを使って作る入れ歯は、装着時にお口の中で違和感が生じてしまうことがあります。また、食事をする際に痛みを感じたり、そもそも噛みにくかったり、外れやすかったりというケースも。
せっかくの食事が入れ歯で楽しめなくなってしまえば、食欲が低下。高齢の方なら低栄養へとつながりかねません。
ドイツ式入れ歯「テレスコープ」なら食事中に外れることなく、装着時の違和感も従来の入れ歯より少なくなります。

美しい見た目

入れ歯をしているときに、大きな口を開けて笑うとどうしても金具が見えてしまうことがあります。
ドイツ式入れ歯「テレスコープ」では、一見ほとんど入れ歯だとわからないくらい小さな金具をつかって装着します。そのため、インプラント同様に、自分の歯のような自然な見た目になります。

メンテナンスがラク

入れ歯・インプラント・ドイツ式入れ歯「テレスコープ」、どの治療法を選択したとしても、治療後10年20年と使い続けるケースは多いもの。
従来の入れ歯では、年齢を重ねて他の歯が抜けてしまえば、また作り直さなければなりません。また、毎日夜入れ歯を外して洗浄して…という手間もかかってしまいます。
ドイツ式入れ歯「テレスコープ」は一度装着すれば基本的に夜寝る時も外す必要はありません。また、お口の中の状態が加齢で変化しても作り直すことなく使い続けられます。

ドイツ式入れ歯「テレスコープ」のデメリット

治療にお金がかかる

ドイツ式入れ歯「テレスコープ」は、保険診療外の治療です。治療は全額自費となるため、保険適用の入れ歯よりも治療費が高額になります。
また、ときに健康な歯を削って装着しなければならないこともあるため、健康な歯を削るのが嫌、と感じる方もなかにはいらっしゃいます。

治療を受けられるクリニックが少ない

ドイツ式入れ歯「テレスコープ」は、ドイツでも長い歴史がある一方で、制作に高度で熟練した技術が必要なことなどから、治療に対応している歯科クリニックが少ないのが現状です。
噛み合わせの調整や、高い技術を持つ歯科技工士によるドイツ式入れ歯「テレスコープ」制作も不可欠ですから、治療を希望する方は是非お気軽にお問い合わせください。

ドイツ式入れ歯「テレスコープ」の種類

テレスコープシステムには大きく分けて「リーゲル・テレスコープ」「コーヌス・テレスコープ」「レジリエンツ・テレスコープ」の3タイプがあります。
「レジリエンツ・テレスコープ」は、基本的に残っている歯が3本以下の方に適応されるタイプです。また、「リーゲル・テレスコープ」はかんぬきのような部品を使って入れ歯を固定するタイプ、「コーヌス・テレスコープ」は歯に被せる内冠の上に入れ歯本体と外冠を被せるタイプです。
当院では、患者様のお口の中の状態やご希望などを伺いながら、最適なタイプを選択、施術しています。

患者様からの声

実際に、ドイツ式入れ歯「テレスコープ」で治療された方からは次のような声をいただいています。

  • 入れ歯の頃と比べて噛みやすくなって、食事が楽しくなった。
  • 笑うときに、入れ歯の金具が見えないか気にせず笑えるようになった。
  • 入れ歯に関するストレスがなくなり毎日が楽しくなった。

院長よりメッセージ

インプラントを検討しているけれど、外科手術をするのが怖いという方や糖尿病などの全身疾患によりインプラント手術ができない方もお使いいただけるのがドイツ式入れ歯「テレスコープ」です。
歯の健康、口から美味しく食事が摂れるということは、患者さんの全身の健康にもつながる大切な要素です。入れ歯が合わなければ、食事が美味しく食べられず、健康な生活を送るための栄養を体にはこぶことができません。もちろん、見た目が気になって外に出たり人と話すことが苦痛になってしまえば生活の質(=QOL)も低下してしまいます。
私がドイツ式入れ歯「テレスコープ」と出会ったのは、インプラント治療を受けられない方やインプラント治療が怖いという方のための治療法を探していたときのことでした。ドイツ式入れ歯「テレスコープ」は、入れ歯をお使いの方が抱えがちな「よく噛めない/噛みにくい」「口を開いたときに金具が見えるのが嫌」「入れ歯を寝るときに取り外すのが面倒臭い」といった悩みを解決してくれる入れ歯です。是非一度興味のある方は相談にお越しください。
ライフスタイルやお口の状態・ご要望などを丁寧にヒアリングして最適な治療の選択肢を一緒に探していきましょう!

その他の入れ歯の種類

一生涯、ご自分の歯で物を噛めることが理想ですが、虫歯や歯周病等により歯を失って、入れ歯が必要になってしまうこともあります。最近では第二の永久歯としてインプラント治療も可能になってきていますが、患者様の症状によっては入れ歯の方が適合性が高いというケースもあります。
入れ歯を作製するにあたっては、精度の高い技術と調整力が求められます。ほんのわずかな狂いで違和感や痛みが出てしまうため、細心の注意を払って作製していきます。また、入れ歯は歯の問題だけでなく、顎の機能にも影響してきます。バランスよく機能させないと顎関節症を引き起こしたり、顎がやせ細り顔貌にも影響が出てしまいます。当院では装着したときのフィット感や安定性に留意し、違和感のない一人一人の患者さんにあった入れ歯作製を目指しています。

自費診療の入れ歯

金属で作られているため強度があり、薄い仕上がりになっているので違和感が少ないのが特徴です。汚れもつきにくく、食べ物の味も損なわない、丈夫で長持ちします。

保険適用の入れ歯

レジンというプラスチックを使用します。強度が劣るため、噛む力に耐えるに厚みを持たせ大きく作ります。そのため食べ物の味や食感が伝わりにくいというデメリットがあります。

部分入れ歯

コバルトクロム床義歯

コバルトクロム床義歯

素材が薄くできているため、違和感が少ないのが特徴です。また、バネも目立ちにくい設計になっています。割れにくく変形も少ない安定した噛み心地です。金属床の中では比較的費用の負担が少ないのも特徴です。

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャー

金属の維持装置がないため入れ歯とわかりにくく、審美性にとても優れているのが特徴です。 素材は柔らかく大きく曲げても割れることがありません。残っている歯に金属のバネで固定する従来の部分入れ歯と異なり、隣の歯に負担をかけずにしっかりと入れ歯を固定できます。

総入れ歯

金属床義歯

金属床義歯

プラスチック製義歯に比べて丈夫な素材である金属を使うため、快適でたわまない入れ歯を作ることができます。金属ならではの薄い仕上がりは違和感を少なくし、お口の中を広く感じさせ、熱の伝わりの良さで、一層美味しく食事を楽しむことができます。

レジン床義歯

レジン床義歯

通常のレジン作製法は保険で作れるため安価であり、また修理がしやすいのが特徴です。 しかし平均、1.5~2mmは厚みが必要となるため、ある程度の違和感が避けられません。

磁性アタッチメント義歯

磁性アタッチメント義歯

磁性アタッチメント義歯とは、磁力によって義歯を維持する新しい方法です。取り外し式の義歯に磁石が付いており、口腔内の残存歯に磁石によく吸着する金属を付けることで固定されます。
またインプラントに磁性アタッチメントを応用する方法もあります。インプラント(人工歯根)を顎骨内に埋入し、入れ歯の支えとなるように、磁性アタッチメント(マグネット)をインプラントの上部と入れ歯に止めて、入れ歯の安定を維持させる方法です。

コンフォート

コンフォート

クッション性のある素材を使用する為、噛んだ時にかかる負担をやわらげます。
痛い・噛めない・はずれやすいといった、従来の入れ歯の悩みを解消するとともに、あなたの歯茎をやさしく守ります。

快適な入れ歯のための専門ガイド

implantインプラントについて

自分の歯のように噛めるインプラント

自分の歯のように噛めるインプラント

インプラント(人工歯根)とは、抜けた歯にフィクスチャー(ネジ)を打ち込み、そのネジを土台にしてアパットメントと人工の歯を装着する治療法です。歯が一本もない場合でもインプラント義歯などによる処置が可能です。
また、インプラントはブリッジのように健康な歯を削る必要がないので、残っている歯に影響がなく、自分の歯と同じように噛めるので(天然歯の約80%の咀嚼力)、機能面でも優れていると言えます。

高い技術の再生療法

CGF(Concentrated Growth Factors)再生療法

CGF(Concentrated Growth Factors)再生療法

これは患者様から採血した血液に添加物(抗凝固剤や凝固促進剤など)を一切加えずに作製できる完全自己血液由来のフィブリンゲルです。感染リスクが高い凝固剤を添加せず、完全に自分の血液のみから作られるため安全です。採血してから専用の遠心分離機で短時間でゲルを取り出します。自分の骨を移植する自家骨移植と比べると血液採取の針の痛みだけなので、骨移植のような痛みもありません。
このCGF再生療法はインプラント治療など骨を増やす手術をする際に大きな効果を発揮します。次世代の血小板濃縮フィブリン製剤として、歯科分野や再生医療分野での応用が大変期待されています。

メリットとデメリット

インプラント治療は近年、目覚ましい技術進歩により、難しいと思われた症例でも対応が可能になってきました。これまではブリッジや入れ歯によって不便な思いをしていた患者様にも、しっかり噛むことができ、大きな口で笑えるなど多くのメリットをもたらしてくれます。しかし一方でいくつかの短所もあります。
ここではインプラント治療の長所と短所をまとめましたので、実際に治療を受ける前にしっかり理解しましょう。

メリット

  • 01

    天然の歯のような噛み心地

    インプラントの構造は従来の治療法に比べ天然の歯に近いので、自分の歯と同じような感覚で噛むことが出来、食べ物の味や感触が良くわかります。

  • 02

    見た目が自然

    入れ歯のバネのような露出した構造がないので、大きな口をあけて笑っても気づかれることはありません。

  • 03

    一本から全歯欠損まで治療可能

    インプラントは独立した構造をしているので、ブリッジや入れ歯のように他の部位に負担をかけません。

  • 04

    入れ歯のような面倒な手入れが不要

    インプラントは顎の骨と直接結合しているので、入れ歯のような取り外してのお手入れは全く不要です。

デメリット

  • 01

    外科的な手術が必要

    インプラントを顎の骨に埋入するための手術が必要となります。そのため、強度の糖尿病の方や全身疾患がある方など、インプラントができない場合があります。

  • 02

    治療期間がかかる

    インプラントと顎の骨が結合するまでに時間がかかるため(約2ヶ月程度)、治療完了までの期間が他の治療方法に比べて長くなります。

  • 03

    治療費がかかる

    自由診療となりますので、保険適用の治療に比べて治療費が高くなってしまいます。

さまざまなインプラント治療

歯を一本失った場合

歯を一本失った場合

失った部分にインプラントを1本埋入します。従来は、健全な両隣の歯を削ってブリッジを用いて治療していましたが、インプラントを用いると健全な歯を傷つけることなく治療を行うことが出来ます。

歯を一本失った場合

歯を一本失った場合

奥歯を失ってしまった場合、従来では部分入れ歯などで補うのが通常でした。しかし、金属の金具が邪魔であったり、うまく食べれないなど不快感が残ります。しかし、インプラントをすることで、しっかりと噛みあい天然歯のような噛み心地を得られます。

歯を全て失った場合

歯を全て失った場合

従来の総入れ歯ではガタつきや発音障害、お手入れの面倒臭さなどがありましたが、インプラントを行うことで取り外す必要のない人工歯を手に入れることが出来ます。

失ってしまった歯には入れ歯(義歯)治療もできます

入れ歯(義歯)治療へ

Child dentistry小児歯科

楽しみながら歯の治療をするために

お子様にとって歯の治療は決して楽なものではありません。当院ではお子さまが怖がらず楽しみながら歯の治療を受けることはもちろん、毎日きちんとハミガキをする習慣を身につけ、虫歯にならない強い歯をつくることを目指して、ご家族の方と一緒になって取り組んでいます。治療の際には出来るだけ子供の目線で話しかけ、リラックスさせるように心掛けています。初めは保護者の方と一緒に診療室内に入ってもらい、安心した環境の中で、痛くない治療・怖くない治療を目指し、最善の治療を心がけています。

口呼吸になっていませんか?

本来、人間は鼻で呼吸をします。鼻からの空気では足りなくなった時に口からの空気を利用します。母乳の時の赤ちゃんは全て鼻呼吸で行っています。徐々に口呼吸を覚えていき、鼻炎や癖などで、口で呼吸する割合が高まってくると、口呼吸の方が空気の量も多く取り込めるため、鼻呼吸より口呼吸が中心となってしまいます。

口呼吸のセルフチェック

  • 気がつくといつも口が開いている
  • 口を閉じると、苦しさを感じる
  • 鼻が詰まりやすい
  • 口臭が気になる
  • 口が良く乾く
  • 朝起きたら、口の中が渇いている
  • いびきをよくかく

あいうべ体操

皆さんは「あいうべ体操」をご存知でしょうか? この体操は口呼吸を改善するために「みらいクリニック」の今井一彰先生が考案されたものです。

あいうべ体操とは?

あいうべ体操は、お口と舌の筋肉を鍛え、口呼吸を鼻呼吸にするための体操です。口呼吸では前歯を舌で押しがちになり、歯並びを悪くすることがあります。また、お口の乾燥も招き、唾液が出にくくなります。唾液が持つ、菌を洗い流す役割が機能せず、虫歯や歯周病の原因になることも多いため、口呼吸は早めに改善しましょう。